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プロフィール
ポケット
ポケット
松本朱実(まつもとあけみ)
動物教材研究所pocket                    

「pocket」の意味
動物解説員として東京の動物園に勤務中、カバンに骨や羽、模型などを詰めて小出ししながらガイドをしていました。子どもたちから「ドラエモンのポケットみたい!」と言ってもらい、以来、動物の不思議をわくわく発見できる働きかけをおこないたいと、この名前を使っています。                                              

もう1つの意味として、ポケットは、潜在する資源(動物の情報資料、人々の興味や探究心)ととらえ、これらを引き出して動物や環境に対する興味や認識を広げる支援をしたいと思っています。     
                                   
全国どこでも、いろいろな教材をカバン(ポケット)に詰めて出張授業や企業の研修機会など、遊びにうかがいます♪                    

ポケットにちなみ、カンガルーのイラストは近所の絵手紙を描かれる美術の専門の方に描いていただきました。有袋類は私が好きな分類群の1つで、飼育係をしていた頃、ダマワラビーの人工哺育をおこなった経験があります。

2011年09月23日

秋晴れの田んぼ ボーダーコリー、ブライトと散歩

9月23日、眩しく広い青空の下、ブライトと田んぼコースを散歩です。



刈られたイネが束ねられ、
畦に並ぶ真っ赤なヒガンバナが色を添えます。

あちこちで、キュンキュンとけたたましいモズの声。

5月の田んぼと同じ場所です。

季節ごとの田んぼの景色をこうして楽しめるのも、ブライトとの散歩があるおかげです。

涼しくなってきて、13歳のブライトくん、夏よりも足取りが軽くなってきました。


一方、寒さが苦手なミュートくん(13歳)は、、



朝晩冷えてきたせいか、
久しぶりに出窓でゆったりと日向ぼっこですicon01







  

Posted by ポケット at 11:52Comments(0)ミュートとブライト

2011年09月17日

天王寺動物園でガイド実習

将来、動物に関わる仕事を希望する学生が学ぶ専門学校(OCA)。

5年ほど前から、天王寺動物園や王子動物園にご協力いただき、
ゼミでガイド実習をさせていただいています。

目的は環境教育。
動物園の動物を通して、生態、環境、人との関わりをわかりやすく楽しく伝えるため、
良く観察し、動物や環境の知識を学び、伝えるスキルを実践を通して学びます。

その様子は、天王寺動物園の情報を提供するフリーペーパーtogetherでも
紹介いただきました。

9月15日はガイド実習本番(平日版)でした。

各班の工夫を少しずつご紹介します。

1班 ゾウとプランテーションとの関係
紙芝居風にわかりやすく伝えます。


2班 クマのかぶりもの
背の高い学生と低い学生がそれぞれ装着すると、
ホッキョクグマとマレーグマとほぼ同じ背丈に。
マレーグマの舌は、お客さんがひっぱって長さが判る仕組み


3班 アイファー
ワニガメの大きさや舌が確認できる模型


4班 夜行性動物舎
これから探検隊と出発。博士役(右端)がひげをつけるところ。
お客さんのつかみは良かったです。


5班 サバンナ
シマウマは何頭?5秒以内に数えてください!


6班 オオカミ・トラ
狩の様子を劇で。女の子も参加。


笑顔で堂々と解説ができるようになってきました。

これからの課題は、動物の動きに合わせて話すこと。

ガイドは一方的に知識を伝えることではなく、

お客さんが動物と出会い、
不思議だな、面白いなと、感じてもらう働きかけをおこなうことです。

今後はお客さんが多い祭日
9月24日・10月10日・11月12日 におこないます。

ぜひ、ご都合つく方、ガイドにご参加ください。

若い人たちの熱意やアイデアが、動物園での環境教育の充実に
貢献できると期待しています。

天王寺動物園の職員の皆さんには、餌やりをあわせて下さったり、
ガイド後にコメントくださったりと、ご協力、誠にありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げますik_14

  

Posted by ポケット at 22:42Comments(0)専門学校の学習

2011年09月10日

仕事の助手?キジネコのミュート

我が家のミュートくん(13才)は、私が行く所、常に傍に来てくれます。

記事の原稿を書こうとしていると、
しっかりと書類の上に寝そべり



あの、ミュートくん
すみませんが、邪魔なんですけど



何も、ここまで入り込まなくても・・



仕方なく、ミュートをよけながら作業をします。
我が家では一番えらい存在ですface02  

Posted by ポケット at 11:59Comments(0)ミュートとブライト

2011年09月07日

いきものワークショップ第2弾!動物園プログラム

8月28日、きしわだ自然資料館「いきものワークショップ・動物園を10倍楽しく見る方法」第2弾を、和歌山公園動物園でおこないました。

7月末に資料館でのプログラム「剥製を観察して図鑑作り」に参加したご家族が、お城の動物園に来てくださいました。

生きている動物の動きを見ていただこうと、テーマは「食べ方ウオッチング」。

まずは、観察前の動機付けをおこないました。

ジャーン、勢ぞろいしたのは?

顎が動く顔モデル「顔パックン」です。

理科教材として開発したプログラムに含まれる教具(ヤギ・シマウマ)です。
他の6種類は、フレンZOOガイドの中学生が作ってくれました!

参考 
松本朱実・草野晴美・小泉祐里・渡邉重義
「動物園を活用した理科教育支援プログラムの開発-動物たちの食べ方を調べよう-」日本理科教育学会第54回全国大会発表論文集


まずおせんべいを食べて自分の食べ方を確認する。前歯と奥歯の役割がわかりやすい!

では他の動物は?食べ物と歯の形をヒントにモデルを動かして予想する。


げっ歯類はどのように顎をうごかすかな?
口を早く動かすと思う(女の子の予想)


ヤギは、こうやって顎を左右に動かすと思う。

飼育員さんが餌やりのタイミングを合わせてくださり、
じっくり食べ方を観察できました。


リスザルはしっかり手でつかんで食べている。
となりのキツネザルは、直接口をつけて食べる。


マーラのスケッチ。
資料館でスナネズミを観察していたので、
同じげっ歯類なのに体つきが全然違うのにびっくり。
口の動きや鳴き声などに注目しています。

観察後は、腸長ロープで食性による長さの違いを学んで


やはりその後は、動物園ならではの醍醐味。
新鮮な糞を見てもらいました。
食肉目のミーアキャットの糞は強烈?
勇気を出して嗅いでみる。


その後は生態ピラミッドゲームをしておしまい。


生き物のこと、環境とのつながり、これからも興味を持って観察していただければうれしいです。

感想をいくつかご紹介します。
(子ども)
動物がすごいと思うこと 
  いろんなしぐさをする。
  食べ物やくらしに合った体をしている

(保護者)
・知らなかった動物の動きが良くわかった
・手の伸ばせる距離で観察でき知識になった
・2回にわたり工夫された楽しい時間だった

そして
・動物園の動物でも意外と人に慣れていないこと

そうなんです。動物園の動物は種としては野生動物で、飼育員も距離を置いて飼育管理をします。
しかし来園者はどの動物もペットのように慣れていると思っている方が多いようです。
動物園での(本来)野生動物とのふれあいや餌やりも、こういう点で考えたいと思っています。

終わりに、
このプログラムに多大な協力を頂いた、
わかやまフレンZOOガイドの皆さん、
和歌山公園動物園飼育員の皆さん、
どうもありがとうございました。

中学生のガイドさんたちは、観察後に、環境の話を交えたガイドをしてくれました。
感想に、「説明がとてもわかりやすかった」とありましたik_14

資料館学芸員の風間さんもお疲れさまでした!
また来年以降も他の動物園でやりたいですねicon22




  

Posted by ポケット at 17:44Comments(1)企画プログラム