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プロフィール
ポケット
ポケット
松本朱実(まつもとあけみ)
動物教材研究所pocket                    

「pocket」の意味
動物解説員として東京の動物園に勤務中、カバンに骨や羽、模型などを詰めて小出ししながらガイドをしていました。子どもたちから「ドラエモンのポケットみたい!」と言ってもらい、以来、動物の不思議をわくわく発見できる働きかけをおこないたいと、この名前を使っています。                                              

もう1つの意味として、ポケットは、潜在する資源(動物の情報資料、人々の興味や探究心)ととらえ、これらを引き出して動物や環境に対する興味や認識を広げる支援をしたいと思っています。     
                                   
全国どこでも、いろいろな教材をカバン(ポケット)に詰めて出張授業や企業の研修機会など、遊びにうかがいます♪                    

ポケットにちなみ、カンガルーのイラストは近所の絵手紙を描かれる美術の専門の方に描いていただきました。有袋類は私が好きな分類群の1つで、飼育係をしていた頃、ダマワラビーの人工哺育をおこなった経験があります。

2012年01月31日

天王寺動物園でホネホネワークショップ

一昨日(1月29日)、大阪市天王寺動物園で、

きしわだホネホネワークショップ2012
ペリットからホネを取り出して標本を作ろう
(きしわだ自然資料館主催)

があり、私も参加してきましたik_20

講師は、なにわホネホネ団の西澤真樹子さんと団員の皆様、
そして、大阪市天王寺動物園の獣医師、今西氏が、動物の見どころを教えてくださいました。


レクチャールームで説明

ペリット とは

猛禽類が、丸呑みした獲物の未消化な毛や骨を、まとめて吐き出したもの。


ワライカワセミのペリット

ペーパータオルに包みそっとほぐし、
骨をピンセットで取り出す。これが面白いface02

出てくるのは餌として与えた、ハツカネズミの骨かドジョウの骨

こんなに集まりました。
どれが顎の骨か、わかりますか?


取り出した骨は、汚れを落として、
CDケースに好きな色の台紙を敷き、デザインして貼り付けます。

最上段は、ドジョウの椎骨!美しいです。


青い台紙は、白い骨が映えます!

その後、ペリットを吐き出した主に会いに行きました♪
カラフトフクロウ

手前が、解説をしてくださった今西さん。

ペリット内にたくさんの骨を見つけることができたワライカワセミ。


その後、ホネホネ団やきしわだ自然資料館の方との懇親会にも参加させていただき、

「生きている動物は目が輝いていた。動きももっと見たいね」
と、普段、遺体を相手に活動されている方々ならではの感想。

骨、糞、ペリットなど動物たちの貴重な派生物も、研究や教材として
価値を最大限引き出したい。

そういう意味で、今日の企画は、いろいろな方とも協働でき、有意義でしたik_14








  

Posted by ポケット at 19:29Comments(2)企画プログラム

2012年01月25日

愛犬の足先をサポートする優れもの!

我が家の愛犬、ボーダーコリーのブライトくん(13才)、

右後足の第4指のつけ根を擦ってしまい、
爪が変形しています。

庭や室内を歩くのは平気なのですが、
でこぼこのアスファルト上を歩くと、
痛いようで、がくがくと体をゆすります。

そこで今まで、くっつく包帯を巻いた上に、人間のくつ下をはかせ、
輪ゴムでとめていました(これで十分保護できます!)が、

優れものを見つけました!!



繰り返し使えるゴム製のドッグブーツik_73

丈夫で、塗れても大丈夫。
調子よく、歩いています!

最近は階段の上り下りも躊躇する場面が増えましたが、
とにかく、毎日、自分のペースでたくさん歩こうね。

まだまだ元気!
フルーツをもらいたいときは、この輝きik_18



今日はリンゴ? イチゴ? みかん?

要求や自己主張が増えてきたようにも思いますface02



  

Posted by ポケット at 22:29Comments(2)ミュートとブライト

2012年01月21日

しらす丼!

昨日、ある用事で湯浅町に行ってきました。

昼食で立ち寄ったお店で、
紀州湯浅の名物「しらす丼」を頂きました!

もともとは猟師さんの賄い飯の1つだったものを、
地元の名物料理にして、まちおこしをおこなっています。

しらす丼が食べられるお店の前にはのぼりが立っています。


しらす丼定食


ご飯にたっぷりのしらす。

このお店「樹(いつき)さん」の工夫は、
柔らかな錦糸卵を、しらすの下に敷き、
ごま塩を振ってあります。
醤油をつけずに、しらすの旨みを味わいます!!

梅干、金山寺味噌、そして湯浅醤油。
全て地元産の材料を使っています。

その地域の自然の恵を堪能できる、贅沢な昼食でした。

このしらす丼は、昨年5月にシラス漁の取材で伺った際にも頂きました。

参考記事55 をご覧ください。

家に持ち帰りたいとお店のご主人にお尋ねすると、
近くの魚屋さんから、500グラムを買わせていただきました!

大きなシラス。早速、我が家でもしらす丼を頂きました。

なお、種類別に分けると



上からウルメイワシ、カタクチイワシ、マイワシの稚魚です!
この味の違いは、さらに、参考記事56 にご紹介しています。

皆さん、地元の名産をたくさん頂き、街を活性化させましょう。

昨年末に訪れた、那智勝浦でもマグロが絶品です!  

Posted by ポケット at 22:34Comments(0)日々のできごと☆

2012年01月17日

経済学部の大学生に頭骨を用いた講義

1月11日、神戸の国際系の大学で、ゲストスピーカーでエコロジー論の1コマを
講義させていただきました。

担当の先生からのリクエストは、動物の多様さを食べ物を通して何か実感できること。

そこで「動物の食性と形態 多様な特徴と環境との関わり」というタイトルで
お話しました。

ワークシートでは頭骨図などを入れて
種類を考えてもらいながら進めました。



もちろん、自宅にある標本もあれこれ持参しました!

けれど、動物好きの専門学校生や、興味津々の子どもたちと違い、
文系の学生さん(留学生の方も含む)は、骨を見て、どんな反応をするだろう。。

と、予想ができない部分もありましたが、

反応はとても良く、皆さん、手にとり、本物ですか? などと目を輝かせていましたface02

食べている様子を撮影した動画も見てもらったのですが、
ラマが反芻する映像を見てもらうと、
へーと大きな反応がありましたik_20

反芻そのものが、意外な発見だったようです。

いろいろな歯の形、体のしくみ、食べ物、食べ方を、実感してもらってから、

環境への適応について話、

その環境が悪化することによる影響、生物多様性の危機の話をしました。

そして私たちも動物の一員であることも。

講義後の感想で、

食べ物によって形がいろいろ違うのがよくわかった。
とても面白かった。
反芻するのは、手間がかかりそうにも思った。


さらに、
動物の絶滅は自然現象とはとらえられないか?

と質問する男子学生も。改めてディスカッションができ、
多角的に見て、考える機会になったと言ってくれました。

動物以外の分野を勉強している若者たちとご一緒して、
私も良い経験となりましたface02
  

Posted by ポケット at 23:23Comments(0)講演・講義

2012年01月15日

朝日新聞連載「わかやま動物ウオッチング」を別サイトに!

朝日新聞和歌山版で、2009年6月から書かせて頂いている連載コラム
「わかやま動物ウオッチング」
おかげさまで、昨年までで74回となりました。

取材でお世話になった多くの皆様、
読んでくださった方々、
支えてくださった全ての方々のおかげです。
心から感謝申し上げます。

今までの過去記事を、こちらのサイトにまとめました。
取材よもやま話もあります。
どうかご高覧いただければ幸いです。



自分で話題を探し、
   写真を撮り、
   記録をとり、
   情報を集める。

お伝えしている記事の十倍も資料や情報や文献を集めますが、
これが大変勉強になり、とても楽しい作業ですface02

そして編集担当記者の方の的確なアドバイスをいただき、
時に議論しながら、何度もやりとりを重ね、出稿となります。

これからも、動物の生態や人との関わりを楽しくわかりやすくお伝えし、
多くの方に関心を持っていただければ幸いです。

皆様から感想やご要望もいただけるとありがたいですik_14

今年の掲載は明日からスタート!
随時、新たな別サイトにアップしていきますね。





  

2012年01月02日

きしわだ自然友の会 神戸市王子動物園プログラム

新年もどうぞよろしくお願いいたしますik_48

昨年末の企画をご紹介します。

2011年12月17日、きしわだ自然友の会の企画【王子動物園見学会・動物園のお宝見学】がありました。

ふだんとは違う見方や体験をして、動物園を再発見する企画。
バックヤードの見学や講義、そして、私は動物観察のお手伝いで同行しましたface02

きしわだ自然資料館の学芸員、風間さんのお話では、
参加者を募集して10分で定員を上回った人気だったそうです。
36人が参加しました。

講義

飼育展示係統括班長の兼光さんが、動物園の研究活動など話してくださいました。
育雛中のキエリボウシインコも同席しました。

飼料庫の見学

エサ用のラット、マウスに子どもたちは興味津々。

また、動物科学資料館の収蔵庫(豊富な剥製や骨格など)を
見学させていただきました。博物館としての立派な設備が整っています。
学芸員の安宅さんに説明していただきましたik_14

この日は干支の引継ぎ式がありました。

兵庫商業高等学校の生徒さんたちによる、龍舞。
神戸の南京町で舞う獅子舞や夜光龍の舞を、披露してくださいました。
国際大会で優秀な賞をおさめている、素晴らしい演技でした!!

そしてクイズをしつつ、ガイドをおこないながらの動物の観察

たとえば、このフラミンゴは何をしているところでしょう?


フラミンゴミルクを与える姿勢です。
ミルクといっても、素嚢(そのう)の内壁から分泌されるもので、
オスもメスも出します。
しかし、こんなに大きく成長しているのに、
ここで長年、飼育繁殖に携わった方のお話では、
個体によって、随分長い期間、もらう場合があるそうです。

と、フラミンゴだけ見ていてもあっという間に時間が過ぎて、

とても寒かったのにもかかわらず、
皆さん、閉園ぎりぎりまでご一緒してくださいました。

参加者の中に学校の先生もいらっしゃったようで、
今日のような観察をしたいという、うれしいご要望もあったそうですik_18

きしわだ自然資料館の風間さんには、楽しい企画の機会を複数回設けていただき感謝申し上げます。

本年もどうぞヨロシクお願いしますik_14



  

Posted by ポケット at 21:55Comments(4)企画プログラム