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プロフィール
ポケット
ポケット
松本朱実(まつもとあけみ)
動物教材研究所pocket                    

「pocket」の意味
動物解説員として東京の動物園に勤務中、カバンに骨や羽、模型などを詰めて小出ししながらガイドをしていました。子どもたちから「ドラエモンのポケットみたい!」と言ってもらい、以来、動物の不思議をわくわく発見できる働きかけをおこないたいと、この名前を使っています。                                              

もう1つの意味として、ポケットは、潜在する資源(動物の情報資料、人々の興味や探究心)ととらえ、これらを引き出して動物や環境に対する興味や認識を広げる支援をしたいと思っています。     
                                   
全国どこでも、いろいろな教材をカバン(ポケット)に詰めて出張授業や企業の研修機会など、遊びにうかがいます♪                    

ポケットにちなみ、カンガルーのイラストは近所の絵手紙を描かれる美術の専門の方に描いていただきました。有袋類は私が好きな分類群の1つで、飼育係をしていた頃、ダマワラビーの人工哺育をおこなった経験があります。

2011年08月09日

60 国内で希少な徒歩鵜飼(有田川)

高校野球記事の関連でしばらくお休みだった連載の掲載が再開しましたicon01

テーマは鵜飼。

有田川では全国でも珍しい、鵜匠が川の中を歩きながら鵜飼をする、昔ながらの徒歩(かち)鵜飼を継承していることを初めて知り、乗り合い船を予約して、7月3日に見学しました。

実は6月にも予約をしていたのですが、雨で川が濁って中止になり、ようやくの見学です。

その時々の天候、川の地形、水流、水の澄み具合、そして自然に遡上して育ったアユの状態や量に左右されながら、自然に寄り添う形で、有田川の鵜飼はおこなわれています。

屋形船に乗ると、風が心地よく、水面がすぐ近くに。
澄んだ水を思わず手ですくうとひやりと冷たく、この川に鵜匠の方たちは入るのです。

暗くなり、川岸で松明を燃やし始めました。
鵜匠の紺色の装束は闇に溶け込み、炎の色がとても幻想的です。

鵜飼は屋形船のすぐ近くでおこなってくださり、鵜匠とお客さんが会話できます。
これが徒歩鵜飼の醍醐味です!



そしてウの様子も間近で見られます。

瞬膜(目を覆う透明な膜。人間の目頭に名残があります)がゴーグルのようになり、
「鵜の目鷹の目」と称される優れた目を見開き、魚を探す表情まで確認できました。

「速い!潜って泳いでる!」
船に一緒に乗っている人が思わず興奮して口に出すほど、
ウの水中での泳ぎはスマートでとてもスピードがありました。

見学前に、私は鵜匠の吉田さんに素朴な疑問を投げかけたことがあります。

「ウは昼行性で夜はよく見えないと思いますが、なぜ夜に鵜飼を?」

「昼間はウの速い動きに人間が追いつかない。」

その話を思い出し、納得しました。
そして松明でアユとウを操作するのです。

鵜飼は40分ほどおこなわれ、終わりは鵜匠が連れたウを腕に乗せてお客さんに挨拶されました。
その姿は美しく荘厳でした。


ウを手にのせる鵜匠の吉田繁彦さん

見学に先立ち、鵜匠の吉田さんにウとの関わりについて伺ったお話を、
8月22日掲載予定のコラムでご紹介しますface02


図をクリックしてお読みください。
朝日新聞和歌山版2011年8月8日掲載
無断転載を禁止します。


















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