2011年07月09日
岩出市の小学校で土曜おもしろ教室
本日、岩出市の小学校で定例の土曜おもしろ教室が開催されました。
この教室は、子どもの理科離れを解消しようと、いろいろなゲストティーチャーを迎えて、観察や実験、工作などをおこなうもので、保護者と一緒に子どもたちが楽しく学ぶ機会になっています。
今回、私も1つの講座を担当させていただきました
テーマは「土の中の生き物しらべ」
導入のお話 「落ち葉はどうなっていくかな?」「土になる!」「どうやって?」「・・・」
土の中を調べてみよう。 どんな生き物がいるか、どんなはたらきがあるか、未知の世界を調べよう
私が持参した自宅近くの山の土、参加者それぞれが持ち寄った庭や畑、学校の土を、少しずつ白いトレイに入れて、見つけた小動物をわりばしやピンセットでつかまえます。うわ!いたいたなどの声が飛び交います。
初めは、「父親が来られなくなったので代わりに私が、、でも虫が苦手なんです」と言っていたお母さんが、熱心に顕微鏡の前に!
迫力あるヤスデのアップ、小さくて白くてうごめいていたダンゴムシの赤ちゃんなど。
顕微鏡の机はいつも満員状態でした。
そして検索図で動物の仲間を調べ、みんなでホワイトボードに書き込みました。
1時間足らずと短い時間、そして土を探るだけの簡易なやり方でしたが、これだけの動物が見つかりました。
土壌動物は指標生物。環境の点数をたし算(算数の勉強にも!)して、山の土の豊かさを確認しました。
明治神宮の森では、片足の下にヒメミミズが1845匹、ダニが3280匹いたという報告もあるよというと、
みんな驚きの声。
【参考文献 やさしい土壌動物の調べ方 青木淳一 合同出版】
無数の小さな生き物たちが、落ち葉や遺体を食べ、それらを食べる捕食者もいる。さらに分解されて植物の養分になる、そういうつながりやめぐりを、何となく感じてもらえたらうれしいです。
自由研究でやってみたいから、ツルグレン装置の作り方を教えて、と質問もありました!
【参考文献 小学校理科やってみよう!楽しい自由研究、東洋館出版社 16-17ページ】
目を輝かせて生き物と接した子どもたち。そして保護者の方々。私にとっても楽しくて素敵な時間でした
関連した過去の連載コラムは次の記事でご紹介します。
この教室は、子どもの理科離れを解消しようと、いろいろなゲストティーチャーを迎えて、観察や実験、工作などをおこなうもので、保護者と一緒に子どもたちが楽しく学ぶ機会になっています。
今回、私も1つの講座を担当させていただきました
テーマは「土の中の生き物しらべ」
導入のお話 「落ち葉はどうなっていくかな?」「土になる!」「どうやって?」「・・・」
土の中を調べてみよう。 どんな生き物がいるか、どんなはたらきがあるか、未知の世界を調べよう
私が持参した自宅近くの山の土、参加者それぞれが持ち寄った庭や畑、学校の土を、少しずつ白いトレイに入れて、見つけた小動物をわりばしやピンセットでつかまえます。うわ!いたいたなどの声が飛び交います。
初めは、「父親が来られなくなったので代わりに私が、、でも虫が苦手なんです」と言っていたお母さんが、熱心に顕微鏡の前に!
迫力あるヤスデのアップ、小さくて白くてうごめいていたダンゴムシの赤ちゃんなど。
顕微鏡の机はいつも満員状態でした。
そして検索図で動物の仲間を調べ、みんなでホワイトボードに書き込みました。
1時間足らずと短い時間、そして土を探るだけの簡易なやり方でしたが、これだけの動物が見つかりました。
土壌動物は指標生物。環境の点数をたし算(算数の勉強にも!)して、山の土の豊かさを確認しました。
明治神宮の森では、片足の下にヒメミミズが1845匹、ダニが3280匹いたという報告もあるよというと、
みんな驚きの声。
【参考文献 やさしい土壌動物の調べ方 青木淳一 合同出版】
無数の小さな生き物たちが、落ち葉や遺体を食べ、それらを食べる捕食者もいる。さらに分解されて植物の養分になる、そういうつながりやめぐりを、何となく感じてもらえたらうれしいです。
自由研究でやってみたいから、ツルグレン装置の作り方を教えて、と質問もありました!
【参考文献 小学校理科やってみよう!楽しい自由研究、東洋館出版社 16-17ページ】
目を輝かせて生き物と接した子どもたち。そして保護者の方々。私にとっても楽しくて素敵な時間でした
関連した過去の連載コラムは次の記事でご紹介します。
Posted by ポケット at 18:34│Comments(0)
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